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左腕を負傷してしまったヘイト。
しかしプライドなのだろうか
右腕一本で闘いを続けようとしている。
「まさか腕を持っていかれるとは予想外ですね」
口調は落ち着いているが、顔は痛みのため歪んでいる。
ヘイトは剣を捨て、
距離をとった。
どうやら魔法で勝負をつけるようだ。
「いいだろう」
ライトはそう言うと、剣を地面に置きヘイトから離れた。
「暗雲に潜む光よ、我に集いて神の裁きとなれ!
“ライトニング・エクスプロード”」
「大地より出でし赤き炎よ、全てを灰塵に帰せ!
“バーニングヘル”【灼熱の地獄】」
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