第三章

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左腕を負傷してしまったヘイト。 しかしプライドなのだろうか 右腕一本で闘いを続けようとしている。 「まさか腕を持っていかれるとは予想外ですね」 口調は落ち着いているが、顔は痛みのため歪んでいる。 ヘイトは剣を捨て、 距離をとった。 どうやら魔法で勝負をつけるようだ。 「いいだろう」 ライトはそう言うと、剣を地面に置きヘイトから離れた。 「暗雲に潜む光よ、我に集いて神の裁きとなれ! “ライトニング・エクスプロード”」 「大地より出でし赤き炎よ、全てを灰塵に帰せ! “バーニングヘル”【灼熱の地獄】」
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