第三章

22/30
前へ
/624ページ
次へ
天と地 決して混じりあうことのない二つが今ここに交わる。 ヘイトの右腕からは黄色い閃光! ライトからは赤い爆炎! 二つはまるで、お互いを求めているかのように近づき…… そして交わった。 雷と炎がぶつかった時の高温で空気が裂けるような激しい音と激しい爆発が2人の近くで起きた。 赤と黄色 混じりあって出来た色は、赤と黄色どちらの色でもない。 【黒】だった。 闘技場に広がっていく黒煙! それはまるで全ての始まり、 【宇宙】 を想わせるものだった。
/624ページ

最初のコメントを投稿しよう!

53634人が本棚に入れています
本棚に追加