第三章

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食堂 100人は同時に食事出来そうな、長いテーブルが10列ほどあり、椅子も貴族が食事するとき座るような立派な椅子で、この食堂はすべてセルフサービスとなっている。 「席あんま空いてないな。 おっユーリだ。おいレイル!ユーリの近くの席なら空いてるぞ」 「おっマジだ! 座らせてもらおうぜ」 「ここ座ってもいい?」 ライトがユーリに尋ねた。 「えっ? あっうんもちろん」 「ありがと(ニコッ)」 (出た!キラースマイル ユーリは顔赤くしてるし、 その様子見てる周りの女子たちが、目眩起こしてんぞ。 もはやあれは兵器だよ兵器! オレも欲しい。) レイルはこの時、ライトのことを本気で羨ましいと思った。 しかしその空気を打ち消す、一人の女子が現れた。 「アンタたち何?ユーリ! 私は知らない男たちと同じテーブルで、食べなきゃいけないの?」 出たよツンデレキャラ! ライトのキラースマイルが効かないとは恐るべき女性だ…… 「そ、それは…… でもライトもレイルも友達だし……」 「仕方ないわね。二人とも感謝しなさいよ」 「はっはい!ありがとうございます」 二人は何故か敬語を使ってしまった。
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