第三章

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「君はなんていう名前なの?」 (ライトのバカ野郎! そんなことアイツに聞いたら、あの言葉が返ってくるに、決まってんじゃんかよ) レイルは心の中で悲鳴を上げた。 「アンタさ普通、人に名前聞くときは自分から名乗るもんでしょ」 (はいっ!予想通りの答え来ましたー) レイルの予想は見事に的中した。 「うんそういえばそうだね。オレの名前はライト=フィレンツだよ。よろしく」 「ライトって言うんだ。私の名前はサラ=ワイルダーよ。よろしく」 (ちょっと待てよ。 何気に仲良くなりそうな雰囲気出しちゃってんじゃん。よし!ここはオレも) 「オレはレイルだよ!」 「アンタの名前は聞いてないわよ」 「は、はいすいませんでした。(マジ恐えよ !)」
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