第四章

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ライトの手のひらから、雷雲の全てのエネルギーが込められ、圧縮された金色の球が放たれた。 それは地にひれ伏している魔物たちの中心部に向かって飛んでいった。 そして地に触れた! わずか30cmしかないない金色の球が膨大な光、そして生物の想像を遥かに超えた熱量を放ちながら、魔物達の中心部を起点として、半円形の雷のドームのようなものとなり、五万もの軍勢をすっぽりと包みこみ、空気を裂く激しい音、衝撃、光、そして熱を発して消えていった。
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