ナンパ

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ナンパ

そんな毎日を繰り返していた…‐―  《ジリリリリリリリ~》 と大音量で今日も目覚ましが3ついっぺんに鳴る。 一回すべて消しそしてまた五分後…  《ジリリリリリリリ~》 スヌーズが鳴り飛び起きる。 朝に作業をするのが嫌いな私は、歯を磨き顔を洗い、適当に服を選んで朝の身支度が完成! もちろん化粧もせず、まゆげもない髪も寝癖のまま仕事場へと向かった。 仕事場の人は皆何も言わない。眉毛がなかろうが、この顔に慣れてしまっているからだ。 休憩時間、トイレに行き、あまり見ない自分の全身の鏡を見て、私はすぐ立ち去った。
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