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人が何らかの目的に向かって出発するとき、その始まりは自分自身の中からしか見出せない。
私はなに者であるか、と自らに問うことから、人生のすべては始まる。私とは何か。何らかの形を欲しているものである。欲している、とまで気持ちが固まっていない、しかし、少なくとも何かを期待しているものである。期待、というほどには強くなくても、なにかを、少しは、好ましく思っている者である。
そう、
それこそが自分自身である。
そして、好ましいと思う方向へと動き出す。
それが生命力なのである。
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