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雪が降る空の下
冷たく迷路のように
暗闇<やみ>をさまよう
独り
何も見えない
何も聞こえない
真っ暗な場所<トコロ>
気付いて
そして
抜け出す力をちょうだい
ほんの少しでいぃから‥‥
見つけて
バラバラになった
小さなビー玉の破片<カケラ>
遠くても
だんだん近づくから‥‥
そのあたたかさで
みちをつくって
ひかりのもとへ
たどりつけるように
背中をおして
もとの世界に戻れるように
自分の足で歩けるように
ひとつ ひとつ みつけて
一歩 一歩 すすめるように
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