~遠足~

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カズヤ『やっと、終わったぁ!!』 ナガレ『カズヤ、お疲れ!良かったぞ。』 毎回同じ言葉は普通という事で受け取っておくよ! ヒカル『そういえば、カズ兄は学校の人達と一緒なんでしょ?』 あ!忘れてた。早く戻ってあげないとな。 ヒカル『カズ兄!僕もカズ兄の学校の人に会いたい!』 カズヤ『だダメに決まってるだろ!お前なんかを連れていったら俺の正体がバレるだろうが!』 すると、ヒカルは涙目で抱きついてきた。 ヒカル『連れていってくれなきゃ、このまま離さないからね!』 俺は必死に離そうとしたが、仮にもコイツは男だ。簡単に離すわけがない。 カズヤ『ナガレ、助けてくれよ!』 ナガレ『そんなに言うなら良い方法があるぞ。』 良い方法?? こういうとき流はまず驚くべき行動を言うからな。 ナガレ『今の格好で会いにいって、ファンを増やして来いよ!』 はぁ?やはりコイツはどこか頭のネジが緩んでやがる。 それにこの格好だったら俺がカズヤだって見られないだろ! ヒカル『そうしよ、そうしよ!』 コイツはコイツで楽しんでやがるな! そして、俺は覚悟を決めて今の格好のまま観客の所に向かった。
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