16681人が本棚に入れています
本棚に追加
カズヤ『やっと、終わったぁ!!』
ナガレ『カズヤ、お疲れ!良かったぞ。』
毎回同じ言葉は普通という事で受け取っておくよ!
ヒカル『そういえば、カズ兄は学校の人達と一緒なんでしょ?』
あ!忘れてた。早く戻ってあげないとな。
ヒカル『カズ兄!僕もカズ兄の学校の人に会いたい!』
カズヤ『だダメに決まってるだろ!お前なんかを連れていったら俺の正体がバレるだろうが!』
すると、ヒカルは涙目で抱きついてきた。
ヒカル『連れていってくれなきゃ、このまま離さないからね!』
俺は必死に離そうとしたが、仮にもコイツは男だ。簡単に離すわけがない。
カズヤ『ナガレ、助けてくれよ!』
ナガレ『そんなに言うなら良い方法があるぞ。』
良い方法??
こういうとき流はまず驚くべき行動を言うからな。
ナガレ『今の格好で会いにいって、ファンを増やして来いよ!』
はぁ?やはりコイツはどこか頭のネジが緩んでやがる。
それにこの格好だったら俺がカズヤだって見られないだろ!
ヒカル『そうしよ、そうしよ!』
コイツはコイツで楽しんでやがるな!
そして、俺は覚悟を決めて今の格好のまま観客の所に向かった。
最初のコメントを投稿しよう!