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次の日、俺は朝起きると時計は9時を指していた。
カズヤ『これは確実に遅刻だなぁ。』
もう遅刻は確実なので、俺はゆっくり歩いて学校へ向かった。
俺は学校に到着すると、ちょうど一時間目が終わった頃だった。
俺はまだ眠たかったので体育館の裏のある場所で横になった。
ある場所とは体育館の裏にある大きな桜の木のさらに裏にある小さなベンチである。
このベンチはそんなに汚くなく、寝るにはもってこいだ。
カズヤ『お休み~~~。』
それから、俺は目覚ました。
すると、誰かが話している声がした。
寝起きなので、誰なのかは理解できないでいた。
『ま、前から好きでした。付き合ってください!』
あぁ。告白かぁ。そういえばここで告白する奴多かったんだ。
シオン『ご、ごめんなさい。』
なんだ。一ノ瀬さんだったのか。
一ノ瀬さんはこれで何人の人を振ってるのかなぁ。
俺は木の後ろからそれを観察していた。
一ノ瀬さんが帰ろうとすると、男がいきなり一ノ瀬さんの腕を掴んだ。
見たことない顔だなぁ。先輩か?
シオン『ちょっと、離してください。』
嫌がってるなぁ。助けるかなぁ。
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