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放課後の連絡事項はこれといってなかったが、もうすぐあるイベントがあるらしい。
噂だがダンスパーティーがあるらしい。
それもとてつもなく盛大にやるという事だ。
それでも、あくまで噂だ。俺は気にせず帰ろうとした。
すると、一ノ瀬さんが話かけてきた。
シオン『カズヤ君、今日ね皆で勉強会しようと思うの。カズヤ君も一緒にどう?』
俺なんかを呼んでくれるのはありがたいけど、今日は梅本さんの家にいかないといけないんだよなぁ。
カズヤ『ゴメン。今日は用事があって行けないや。本当にゴメンね。』
ショウ『どんな用事なんだ?梅本さんと関係あるのか?』
カズヤ『………………………………………。』
俺は黙ってしまった。
シオン『またあの子と合うの?彼女でもないのに何で?』
そんな事言ってもな。ここは素直に言うのが一番かなぁ。
カズヤ『勉強教えてもらうんだよ。俺って頭悪いし、清水女学院って頭メチャクチャ良いって言うしな。』
すると、皆何も言わなくなった。
カズヤ『俺、そろそろ行くわ。また誘ってくれよな。』
俺は走って学校を出た。梅本さんの家は知っていたから今から向かう事にした。
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