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カズヤ『………………………………………。』
俺は今、梅本さんの家の前にいる。
確かに梅本さんの家の前にいるのだが、この前は暗かったのでしっかりと確認していなかった。
こ、これはデカイ。
清水女学院が名門高校でなかなかの金持ちとは聞いてはいたけど、まさかここまでとは。
俺は震えながらもインターホンを押した。
ピンポーン、ピンポーン。
すると、見知らぬ女の人の声が聞こえてきた。
『はい?どちら様ですか?』
カズヤ『え~と、梅本茜さんに来るように呼ばれたんですが。』
『あぁ!確か、カズヤ君でしたっけ。分かりました。ちょっと待ってて下さい。』
すると、数分後玄関の扉が開いた。
『ごめんなさい。来る事は聞いてたんだけど、忘れちゃってて。』
カズヤ『気にしないで下さい。それより、アカネさんは帰っていますか?』
『まだ、帰ってないわ。先に家に上がってね。』
俺は家に上がらしてもらう事した。
『(アカネってば、こんな子のどこがいいのかしら?)』
俺は他人の家に入るには失礼のないようにしないと心に決めていた。
だから、礼儀正しくしなければ。
それから、俺はリビングで待っているように言われたのでリビングのソファーで座っていた。
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