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カズヤ『バラさないと約束してくれますよね?』
サチコ『勿論よ!でも驚いたわ。まさか、貴方が普通の学校に通ってるなんて。』
それは驚くだろうな。
まさか、今一番売れているアイドルが誰でも行ける普通の一般高にいるわけだからな。
俺はまたすぐにメガネとカツラを着けた。
サチコ『これは、業界でも異例中の異例よ。でも私に協力できることがあるならいつでも言ってね。』
そういうと、佐知子さんは俺にメールアドレスと電話番号を書いた紙を渡してくれた。
俺はすぐに携帯に登録しといた。
これで、俺の正体を知っているのは一般人では二人となった。
一人は勿論、佐知子さん。
二人目は…………………………………………………………………………………。
それから、佐知子さんとしばらく話してから俺は自分の家に帰ろうとした。
アカネ『もう、帰るの?』
カズヤ『まぁ、ここに長居させてもらうのも悪いからさ。』
俺は『お邪魔しました。』と言って、茜の家を後にした。
ホントに今日は大変だった。
まさか正体がバレてしまうとは思いもよらなかった。
でも、少し気持ちが軽くなったのは気のせいだろうか?
まぁ、これからはなるようになるかなぁ。
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