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唯今、俺達は食堂で昼飯を食べている。
カズヤ『まさか、噂が本当になるなんてなぁ。』
ショウ『ホントだよなぁ。それでどうするんだ?』
カズヤ『何が?』
ショウ『だから、先生が言ってたろ。誰かとペア組んで踊らないといけないだろ。』
そういや、そんな事言ってたな。
でも、ダンスなら一応マスターしてるから練習する必要ないな。
何故マスターしてるかって??
それは、デビューしたばかりの時に色々なパーティーに誘われて踊らされたからだよ。
シオン『でも、ペアって大事だよね。』
一ノ瀬さんはチラッと俺の方を見た。
カエデ『確かに。嫌な人とは踊りたくないよ。』
カズヤ『一ノ瀬さん達なら大丈夫でしょ!選びたい放題だし。』
ショウ『(相変わらず鈍感だよなぁ~~~。)』
シオン『そんな事ないよ。それよりさぁ、気になった事あるんだ。』
カエデ『私も!』
ショウ『何だ??』
シオン&カエデ『カズヤ君は何で私たちの事を名前で呼んでくれないの?』
だって、一ノ瀬さん達は美人だし、俺とは釣り合わないから、なんて言ったらまた面倒くなりそうだ。
カズヤ『別に深い意味はないよ。』
シオン『それなら、名前で呼ぶようにしようよ。』
こうして、これから皆は名前で呼び合うようになった。
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