~始まり~

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俺は校舎に入り、階段を登って、自分のクラスに行こうとした。 俺のクラスは1-Aである。 この学校には普通科、特進科、体育科と3つの科がある。 だが、特進科と体育科は別の校舎にあるので、俺の校舎は普通科の1~3年がいることになっている。 そして、俺は自分のクラスについた。 ガラガラガラガラ。 俺がクラスのドアを開くと、皆が一斉にこっちを見た。 『マジでキモい。』 『あんな奴と一年間も同じ教室?あり得ない。』 『私、外れのクラスだったわ。』 『マジ消えろ!死ね!』 まぁ、最後のは流石にヒドイと思うけど。 当たり前のようだが、女の子が俺の顔を見てクスクス笑っている奴(悪い意味でね!)もいれば、絶望的な顔をしている奴もいる。 俺はすぐさま自分の席を見つけて座り、机にうつ伏せになり寝る事にした。 ………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………。 何分間寝ていたのだろうが?起きてみると、クラスには誰もいなかった。 時間をみると、9時5分前、俺が学園に来たのが8時で、9時から入学式だから……………………………………………………………………ヤバい!!
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