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それから俺は急いで体育館に向かった。
体育館に入ると入学式が始まるギリギリだった。
周りを見渡すとほとんどの人が自分の椅子に座っていた。
だから、俺の席はすぐにわかった。
俺は自分の席につくと、すぐに入学式が始まった!
まず高学年の校歌が歌われ、今は校長がつまらない話をしている。
すると、隣の人が話しかけてきた。
『なぁ?今、話できるか?』
俺は驚いて、振り向くとそこにはいかにもモテそうな男の子がいた。
『俺、仲本 翔(ナカモトショウ)って言うんだ!よかったら友達になろうよ!』
カズヤ『何で、俺なんかと?』
ショウ『何で?ってそりゃ面白そうだから!え~と、式森 和也君だよね?俺の事は翔って呼んでくれてかまわないから!』
翔は本当にかっこよくてCOOLそうだ。
でも、俺はこの学園で友達をつくるべきなのだろうか?
もし、あの事がバレたら危険だしな!
けど、こんな俺を見てくれる人がいるわけだし友達になっといてもいいかな!
カズヤ『ヨロシク。俺の事も和也って呼んでくれてかまわないから!』
そうして、俺達二人は握手を交わした。
こうして、俺の高校初友達ができた。
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