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ショウ『何で驚くんだよ?』
カズヤ『だって今までそんな事言われたことないから。』
すると、翔がいきなり笑いだした。
カズヤ『ちょっと!何で笑うの?』
ショウ『悪い悪い!!カズヤがあまりにバカだから。』
カズヤ『バカとはなんだよ!仕方ないだろ、本当に今まで言われたことないんだから。』
俺が真剣に反論していても、翔はまだ口をおさえながら笑うのを耐えている。
ショウ『やっぱり俺、カズヤと友達になって良かったわ!』
カズヤ『そうですか!!』
ショウ『そんなに怒るなよ!笑ったのは悪かったよ。』
そうこうしている内に入学式が終わってしまった。
ショウ『一緒に教室行こうぜ!』
カズヤ『ショウって同じクラスだっけ?』
ショウ『お前やっぱりバカだな。体育館で席はクラスで分けられていて俺はお前と席隣だったろ?』
俺は思い出したように納得する。
ショウ『納得したなら行くぞ!』
カズヤ『でも、俺と一緒に行ったら、変な目で見られるよ。』
ショウ『そんな事気にしてるのか?大丈夫だって、心配するなよ!』
カズヤ『わかった。それじゃ、早く行こうぜ!』
そして、俺達は教室へ向かった。
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