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「あっ、碇くん!来てくれたのね~。」
二人の会話の邪魔をしちゃいけない、と思い少し離れたところで待っていた僕に、担任と例の生徒が気付き近寄ってきた。
「待たせてごめんね~。紹介するわ!生徒会副会長の渚くんよ。今度の選挙で渚くんは生徒会長に立候補するの。選挙のことでわからない事があったら渚くんに教えてもらってね。」
「よろしく、碇くん。」
「あっ…宜しくお願いします…。」
生徒会副会長の渚カヲルくん。
銀色の髪に紅い瞳。
色白で華奢な身体。
他の生徒とは違った 独特で落ち着いた雰囲気の美少年だ。
これが僕とカヲルくんの出会い―。
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