第一章 曲がり者の集結

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第一章 曲がり者の集結

愛情と憎悪は紙一重だ。 友情と嫉妬。 同族愛と同族嫌悪。 自己愛と自己嫌悪。 違うようで同じ。同じようで違う。 人は同類の者と結束したがり、同類の者を嫌う。 愛情と憎悪は本当は同類のものなのだ。 ただ、人が同じものだと認めたくないだけ。 人は結局、自分が一番の動物なのである。  
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