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「…?」
どちらが夢?
この際関係ない、向こうであおいが手を振っている
あおいの手には、小さなぬくもりがあった
「すみれ?」
僕は、二人に駆け寄り抱き締めた
―…あたたかい…―
「しゅん、かえろっか」
「うぁ?」
「…うん」
僕とあおいとすみれは、歩きだした
どこへ向かうのかはわからない
ただ、一緒にいれば幸せだから
世界がおわろうとも…
僕達は手を繋いだ
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