事の始まり

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視界は薄暗く、ぼんやりとしていて曖昧だが、よく見るとテーブルの上に何かある。 近づいて手に取ると、先程ラディスにもらった小箱であることがわかった。 疲れが否めないジェイは、そのままソファに座りこんだ。 小箱の中には何があるのか…。 カントとラディス。 あの時の二人の真剣な面持ちからは、何か重要なものが入っているのだと感じられた。
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