少女 破壊の眼

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ドカッ 駆け付けたレミリアによってフランは押し倒された 「お姉様…」 「フラン」 「痛いよ…頭に響いて…」 フランはまるで死にかけている様な顔で必死にレミリアに訴える レミリアさは思わず顔を背けそうになった それほどまでにフランは苦しそうだったのだ 「大丈夫よ…フラン 苦しかったね、いま楽にしてあげるから…」 レミリアはそう言うとフランの顔に向けて手をかざした ドサッ すぐにフランは地面に倒れて動かなくなった 動かなくなった少女を彼女は抱き上げる そして二人の少女は月が照らす夜中の空に消えていった…
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