第一章

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月代 あやは高校一年生、五歳にして両親を亡くした そんなある日知り合いの人に預けられていたがとうとう捨てられてしまい一人街をさ迷う事になった 「はぁーとうとう捨てられちゃった…私これでも頑張ったのにぃ」 ため息をつき独り言 道端に落ちていた缶コーヒーを蹴り飛ばした 「パリーンッ」 辺りにガラスが割れる音が響いた 夜だから周りに人は居ない …あれ今何か割れる音が… あやは焦って少し前の車を見に行った すると中から20代前半位のかっこいい男性が眉間にしわを寄せながら迫ってきた 「おい!!どうしてくれる?車の窓ガラス割れたじゃねーか」 「あ…あっ…ごめんなさい」 泣きながら謝る 「そんなんで許せるか…じゃあ2000万慰謝料でも払え」 2000万!!!!!!私捨てられたのにそんなお金あるわけ… 「ごめんなさい…お金どうしても無くて…それ以外なら何でもしますから」 「はあ!!無理に決まってんだろ…」 しかしその瞬間男性はニヤリと笑い 「よし何でもするんだな…じゃあ俺専属のメイドになれ」 こうして悲劇のストーリーは始まった
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