不満と不安

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あきらはそれからも毎日、放課後に二人きりで話していた。 「せんせーい★」 先生は女子生徒に人気があった。 かっこいいし優しい。 誰もが好むタイプ。 だからあきらのまわりにはいつも生徒がいた。 「先生は彼女とかいるの~??」 「プライベートの事をききすぎだぞ~??」 「だって気になるんだもーん」 あきらはいつもこういってごまかす。 ばれたら問題になる。 それを考えて、言わないでいてくれるのだろう。 だけど..
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