不満と不安
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そこには誰の姿もなかった。 私は涙がでてとまらなかった。 「あきら..ごめんね..」 そうつぶやいた。 その瞬間。 私の覚えのある匂い。 大好きな大好きな私の大切な人。 「ごめんね..あきら..ずっと無視してて..」 あきらは静かに首をよこにふった。 「まきが無視したのは俺に悪いところがあったからだよ だから謝らなくていいんだよ」 あきらは優しいね..
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