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霞(山本くんの家に行けるっ!!!???)
霞にとってはぶっ倒れてもおかしくない事柄だ。
意中の男子の家に行けるということは、女子にとってはとても喜ばしいことだ。
霞もそんな女子の一人だ。
霞「はい!行きます!」
手を勢い良く上げて、笑顔で告げる。
山本「あ、そう・・・」
山本は霞の行動に目を丸くしている。
山本(やっぱり女子は分からねぇ・・・)
頭をガシガシとかく。
山本「じゃあ、二人とも来てくれるんだな?」
柿崎は静かに頷き、霞は「はいっ!」と元気良く返事した。
山本「んじゃあ、着いてきて。」
歩き出す山本。
その後に、静かに着いていく二人。
これから、無言のまま歩き続けた。
二十分ぐらい歩いたら、不意に山本が口を開く。
山本「ここだ。」
山本が指差すは、何処にでもある普通の一軒家。
柿崎(ここか・・・)
霞(ここが、山本くんの家・・・)
無言で家を見る二人。
山本「ほら、二人とも。入るよ。」
山本が、家の玄関に手をかけながら二人に告げる。
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