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霞「お姉さんみたいな・・・?それって、どういう意味ですか?」
首を傾げながら、聞く。
七瀬「ある事情で一緒に暮らすことになってね。あたしの方が年上だから、コイツの面倒みてるってわけ。だから、お姉さんみたいな感じかな。」
葉一の頭を撫でながら、笑顔で言う。
山本「や、止めろよ、はす姉。」
霞(はぅっ!?)
それに、過剰に反応する。
霞(や、や、や、山本君の頭を撫でてるーーー!!!???)
顔を真っ赤にし、頬を膨らませ、目には微かに涙を浮かべる。
七瀬「よしよし、葉一。」
霞「あ、う・・・」
悔しさと嫉妬心から、言葉にならない声を出してしまう。
山本「なぁ、はす姉、松針さんをからかうの止めなよ。」
頭を撫でられながら、不平を言った。
七瀬「んー、そうね。」
そう言うと、山本から離れて、霞の方に向き直る。
七瀬「からかってゴメンね。あたしは蓮川七瀬。ヨロシク。」
今度は霞の頭を撫でながら言った。
松針「あ、はい。あたしは松針霞。よろしくお願いします。」
この年になって頭を撫でられているのが恥ずかしいのか、頬を朱に染めながら、小さい声で言った。
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