第1章
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お母さんに着いて行き、リビングに入ると、お父さんが椅子に座って待っていた。 お母さんが先に座り、その隣にうちも座った。 「……未来はもう中学生やし、ちゃんと話すな。お父さんとお母さん別々に暮らすことになったから…」 お父さんが辛そうに話した。 分かっていたことやのに、直接言葉に出して言われると辛い。 うちは涙が止まらなくて 何も話せなかった。
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