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その日から一ヶ月ぐらいがたったある日…
ケンカ別れをしたり、よりを戻したりしていた部活のカップルが完全に別れたということを聞かされた…
そしてその彼氏から…
「あいつと付き合ってもいいよ…」
と言われた…
俺は表にはださなかったがなんだか無情にムカついた…
同じ種目でいつも部活で相談を受けていた俺は彼女がどんだけそいつのことを想っていたかと思うと…
とてつもなく苛立ってしょうがなかった…
しかし…
何故かそんな彼女を想ってしまう自分もいて悲しくもなった…
そしてそんな気持ちのまま夏休みに入った…
俺はそんな自分が嫌で種目を跳躍に変えた…
彼女の近くにいたら俺は俺でなくなるような気がして…
跳躍も元々やりたかった種目だったからとても楽しかった…
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