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味噌汁とご飯をささっと食べて大急ぎで学校に行く準備をする
その間櫻姉は優雅に食後のコーヒーをずずっと…
してない
いつもなら時間がなくでワタワタする私にまるで当て付けのように華麗な朝の時間を過ごしてるのに…
…ん?当て付け…?
なるほど、あれも当て付けか
もうする必要がないってことね
「行ってきます」
と言ったのは私じゃなく櫻姉で
「あら、今日は早いのね
行ってらっしゃい」
て言ったのも私じゃなく母さん
私にそんな時間があると思って!?
ああもうどうして私はこんなにも時間に疎いんだろうか…
バタバタしながら家を駆け巡っていたらさっき出た筈の姉が再び光臨した
「華穂~?なんかお隣りの拓海君がいるわよ~」
…は?
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