たとえば、突然

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「じゃあ、俺、帰るから」 「あんた、馬鹿?私がドアの近くにいるし、鍵も掛けたから出れる訳…………あらら?」 どうやら、気付いたようだ、自分がマットを引く為に場所を移動した事に つか、今日の俺、見たいな事やってるよ 少し同情します 「はっ、謀ったわね!」 「そんな事するか!じゃあな」 「待って!」 俺が、ドアを開けようとした瞬間呼び止められた 「私、言いたい事があるの」 「マット運動やろうは無しね」 「そんな事じゃないわよ」 じゃあ、なんだ?もしかして…告白? コイツ、結構、可愛いし付き合って見ても良いかな? 「私、今………宝石が欲しいんです」 「おう!良いぜ………って、宝石って?え?」 「良いですね、やった~!ダイヤが良いです、小さいのじゃダメですよ」 「そんな、ダイヤなんて無理…………わかった、買ってやるよ」 「やった~!」 俺は、今度こそ器具室から出ようとした 「待って」 「何だ!」 「信用できないから携帯置いて行きなさい」 「あぁ、良いぜ!」 どうせ、鳴らない携帯なんてただの玩具だからな 「買ってきたぞ」 「あら、早いわね、さっ、さぁ、早く出してよ」 「まて、慌てるな、まず、手を出せ」
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