4人が本棚に入れています
本棚に追加
「じゃあ、俺、帰るから」
「あんた、馬鹿?私がドアの近くにいるし、鍵も掛けたから出れる訳…………あらら?」
どうやら、気付いたようだ、自分がマットを引く為に場所を移動した事に
つか、今日の俺、見たいな事やってるよ
少し同情します
「はっ、謀ったわね!」
「そんな事するか!じゃあな」
「待って!」
俺が、ドアを開けようとした瞬間呼び止められた
「私、言いたい事があるの」
「マット運動やろうは無しね」
「そんな事じゃないわよ」
じゃあ、なんだ?もしかして…告白?
コイツ、結構、可愛いし付き合って見ても良いかな?
「私、今………宝石が欲しいんです」
「おう!良いぜ………って、宝石って?え?」
「良いですね、やった~!ダイヤが良いです、小さいのじゃダメですよ」
「そんな、ダイヤなんて無理…………わかった、買ってやるよ」
「やった~!」
俺は、今度こそ器具室から出ようとした
「待って」
「何だ!」
「信用できないから携帯置いて行きなさい」
「あぁ、良いぜ!」
どうせ、鳴らない携帯なんてただの玩具だからな
「買ってきたぞ」
「あら、早いわね、さっ、さぁ、早く出してよ」
「まて、慌てるな、まず、手を出せ」
最初のコメントを投稿しよう!