26564人が本棚に入れています
本棚に追加
/209ページ
「まさかあんな少年が『赤銀の覇者』だったとは……。」
その後、その街は恐れをなしたか二度と魔物に襲われることもなく復旧し、繁栄した。
街の人々は街を救った『赤銀の覇者』を守護神として褒め称えたというが、それは本人には知らないお話――。
赤銀の覇者……銀の髪と紅の両眼を持つ、最強の戦士に与えられる二つ名である。 羨望と畏怖を示す二つ名をもつ者……その姿は知る者は親しい者でも極僅かだといわれる――。
最初のコメントを投稿しよう!