プロローグ

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「まさかあんな少年が『赤銀の覇者』だったとは……。」 その後、その街は恐れをなしたか二度と魔物に襲われることもなく復旧し、繁栄した。 街の人々は街を救った『赤銀の覇者』を守護神として褒め称えたというが、それは本人には知らないお話――。 赤銀の覇者……銀の髪と紅の両眼を持つ、最強の戦士に与えられる二つ名である。 羨望と畏怖を示す二つ名をもつ者……その姿は知る者は親しい者でも極僅かだといわれる――。
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