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やっぱり彼女には彼氏が出来ていた。ただ、覚悟はしてた。だから聞いたんだ。『〓ちゃん、それは前言ってた好きな人⁉』予想外の答がかえってきた。
『そうではないよ』えっ、おれは混乱した。だからもう言ってしまった。『メアドだけでも教えてよ、オレが変な、分別ないのは送らないって、わかるっしょ。』
彼女は笑顔で『うん』と言ってくれた。プレゼントとカードがあったから、カードはもうはずいから、捨てるといったら、彼女は欲しいといった、それの意味はわからないが、後はキティちゃんのチロルチョコ、ポルノの新曲限定盤シングル。それにTO〓ちゃん、FROM、MASAKIとかいておいた。フレーズの一部がオレの気持ちそのもので、
【心の真ん中に貴女、貴女はいつも僕の中では笑顔でいてくれた】と…。それをナースステーションに持ち帰るわけにはいかないので、彼女はまた後で来ると、ぼくにいい、ぼくは病室で待っていた。…だけど、彼女はきてくれなかった。オレの想いは伝わらなかったのかな。アドレス書いたのとか、ばかみたいだよね。もう…。さよならだね。
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