湖の辺で

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君は惜し気もなくその陶器のような肌を晒した。   朝陽を浴びた君の身体は、透けそうな程に美しく。 とても華奢だから、小枝のようにすぐに折れてしまいそうだ。       水に漬かるその姿、   誰にも邪魔されないように見守っててあげるからね。
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