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耐えられない私達"傍観者"は
立ち尽くすだけ…。
そして…あるひ,いつもと違うことが起きた
美「愛美…」
「ん…?」
美「私さぁ…耐えられないよ…。ねぇ…。もぉ無理だよ…。何で助けてあげられないんだろう…何で勇気がないんだろう…。」
「美姫…。」
それは初めて漏らされた本音…。
そして,本来持っておかないといけない
"人間の心…"
遥「はあ…?何言ってんの!?てめ―今まで見てただけのくせに,今さら偽善者ぶんなやっ」
震える中声を絞り出していた。
美「ひどいよっ!そりゃ私遅かった…今さらだけど…でももう見てるのは辛いっ!!」
美姫の頬に涙が零れる。
"バシッ"
突然の光景に思わずみんな目をつむった。
美「いった……。」
美姫の頬から涙と血が混じり合って落ちていく…。
さっきまで絢音を殴ってたほうきで殴られた。
絢「や…辞めてっ!!」
美姫を庇うように絢音がおおい被さる。
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