モデルの私

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「(…メイクに対する才能は凄い!…ピンクを中心とした柔らかな感じか…これなら)」 その姿は、自由な感じがした。白のワンピースに青のサンダル、アクセサリーを何も着けないシンプルな感じが、印象的だった。 「…お願いします!」 私は、精一杯の頑張りと言うような顔で言った。それが佐藤さんに伝わったのか、佐藤さんはニコリとした。そしてカメラごしに… 「う~ん…テーマは『青空』ね!行くよー」 私はテーマが驚いたというより嬉しかった。私は青空が好きだから…前とは違い私は戸惑う事もなかった… パシャ‥パシャ… っとあと5枚のポラのために撮られていく。 「(前よりは良い感じだな…)最後いきまーす!」 その時私は最後か…と思った。自然と力が抜け時青空の景色が、浮かんできた。 「(…皆私の青空を見て…)」 そう思った時、佐藤さん驚きの物を見た…そしてのがさまいと、シャッターを押した… パシャ! 「さっさっきのは…斎藤…」 驚きのあまり言葉が変な社長と、びっくりしている佐藤さんが印象的だった。でもそれはほんの数分の事で、佐藤さん直ぐに写真の現像に取り掛かった。 「…社長!」 「…うゎぁ!脅かさないでくれ!…じゃなくて…最後の空良かったぞ!」 空はその言葉が凄い嬉しかった。すると佐藤さんが写真をもってやって来た。 「これなんだが…」 私も一緒に見た。どれもこれも困った様な表情で、見てる自分が嫌だった。だけど一枚だけ…。 「これ!いいな!最後の一枚だろ!勝!私の言ったとうりだろ」 「…分かったぞ!空ちゃんは、自然的な物を作り出す事が出来るんだ!だから感情的な物は表す事が出来ない」 その佐藤さん考えに社長は、納得して笑みで首を前に振った。空はと言うと、そういえばと考えた。 自然は、私のみじかにあり自然の事を分かっている…それに比べて感情などは、どうやって表現すればいいか分からなかった 「あの…私やって行ける?」 「…もちろん!いっぱい学んで、表情取り戻して素晴らしいモデルになろう!」 その時一瞬だけ私の口もとが少し微笑んだのを見たのは佐藤さんだけだった…。
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