1人が本棚に入れています
本棚に追加
オーディション
オーディションの申し込みを済ませて一週間がたった。桜の木から花が咲き満開となっている、暖かくまったりとした感じがしてくる
「春だなぁ~…オーディションまで3日となってしまった…あ!桜もう満開なんだ!…オーディションで皆に教えたいな春を…」
私の手の中に桜の花びらが落ちた。それは音も無くヒラヒラと…私は近くにある樹齢がかなりいっている桜の木を見て、何か元気と勇気を貰った感じがして、心が熱くなる…
「よーし!行きますかぁ~…今春休みだし!」
私は走り事務所『COMI』を目がけて…着いた時には息を切らしていた。私は息を整えて真っ直ぐとした目で事務所に入った…。
「…お!空!今日は何かあったのかい?優しいCOOLだぜよ!身長少し伸びたみたいだね!後は表情のみだな!」
「…社長!それ変態のオヤジみたいだよ!」
私は社長がヘコンでいるのをほっといて、撮影のスタジオに向かうそれを見た社長は、またヘコム…。
「おはようございます!佐藤さん!」
元気良く挨拶をしてスタジオの扉を開けるとそこには誰もいなくただ紙があった…
『実は、『リブン』のオーディションの撮影を頼まれていて今日からそっちの方に行くからヨロシク!空ちゃん頑張れ!
佐藤より』
だだそれだけが書いてあった…空はあまりの突然さに唖然として状況についていけなくなっていた。
「…社長!」
私は社長を呼んで手紙を見せた。
「あぁ~!言い忘れていた!…空、人に頼らず自分一人でも大丈夫なように磨きなさい!この3日間!」
空は絶望しかけたでも私はそんな私が嫌いで、頑張る事にした。でも時と言うのはあっとゆうまで…
最初のコメントを投稿しよう!