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人の中には、誰にでも悪魔が住んでいるのさ。 その悪魔は、ふとした瞬間に出てくる。 その瞬間は色々あるけど、それは例えば、キレている時であったり、憎んでいる時であったりする…。 でも、大抵の人はその悪魔を理性で潰してしまう。 でも、一部の人はその悪魔に身を任せ暴走してしまう。 例えば、ガラスを思いっきり叩き割った時であったり、人に殴りかかった時であったりする。 …人を殺した時もそうなんだ。 誰にだって、殺したい程憎いと感じる奴ぐらい居るだろう? 思いっきり殴りたいと思った事ぐらいあるだろう? …つまりは、そうゆう事なんだよね。 誰も、好きな人を殺したりはしない筈だ。 …でもね、ごく稀に、自分自身が悪魔の人が居るんだよね。 俗に言う、快楽殺人?って奴さ。人を殺すのが快感、誰であろうと、関係ない。 そんな考えで、自ら活動している人…。 結果的にはさ、殺人をした人はただのキチガイとか、変人って訳じゃないと思うんだ。 だから僕は、殺人だって何か原理があると思うんだ。 だってさ、もしかしたら、前にも話したように、その殺人でさえプログラムされた事なのかもしれないじゃないか。 昔はあんなに戦争したりしたのに、人間はこんなに溢れているじゃないか。 そうでしょ? 殺人は、痛いし嫌だし死んじゃうから駄目なんだよね? 自分がされたら嫌だから? たしかに、多分大抵の人は死ぬ事が一番怖いんだよね。 だから、人間特有の知性を用いた法律という名の鎖で縛った。 結果、たしかに殺人は減っただろう。 でもさ、何か違うんじゃないか?と思う時があるんだよね。 …まぁ、僕にはどうでもいい事だけど。
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