15人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ
人の中には、誰にでも悪魔が住んでいるのさ。
その悪魔は、ふとした瞬間に出てくる。
その瞬間は色々あるけど、それは例えば、キレている時であったり、憎んでいる時であったりする…。
でも、大抵の人はその悪魔を理性で潰してしまう。
でも、一部の人はその悪魔に身を任せ暴走してしまう。
例えば、ガラスを思いっきり叩き割った時であったり、人に殴りかかった時であったりする。
…人を殺した時もそうなんだ。
誰にだって、殺したい程憎いと感じる奴ぐらい居るだろう?
思いっきり殴りたいと思った事ぐらいあるだろう?
…つまりは、そうゆう事なんだよね。
誰も、好きな人を殺したりはしない筈だ。
…でもね、ごく稀に、自分自身が悪魔の人が居るんだよね。
俗に言う、快楽殺人?って奴さ。人を殺すのが快感、誰であろうと、関係ない。
そんな考えで、自ら活動している人…。
結果的にはさ、殺人をした人はただのキチガイとか、変人って訳じゃないと思うんだ。
だから僕は、殺人だって何か原理があると思うんだ。
だってさ、もしかしたら、前にも話したように、その殺人でさえプログラムされた事なのかもしれないじゃないか。
昔はあんなに戦争したりしたのに、人間はこんなに溢れているじゃないか。
そうでしょ?
殺人は、痛いし嫌だし死んじゃうから駄目なんだよね?
自分がされたら嫌だから?
たしかに、多分大抵の人は死ぬ事が一番怖いんだよね。
だから、人間特有の知性を用いた法律という名の鎖で縛った。
結果、たしかに殺人は減っただろう。
でもさ、何か違うんじゃないか?と思う時があるんだよね。
…まぁ、僕にはどうでもいい事だけど。
最初のコメントを投稿しよう!