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「土橋っちゃんおはよー」
『お~サクちゃんおはよー』
「ごめんな~寝とった?」
『うん、爆睡やった(笑)』
まだ眠そうな声の土橋っちゃんに、悪いなぁと思いながら聞いてみた。
「あんなぁ~土橋っちゃんやったら二宮と仲良いから知っとうかな~と思ったんやけど。二宮…ひょっとして私のこと怒っとう?」
『サクちゃんのこと?なんでよ!!』
土橋っちゃんの口調が、一瞬強くなった。
「この前、ドライブに誘われたのに断ってもたから…」
『サクちゃんは悪くないよ!!行っとったら、サクちゃんもヤラれとったんやで!!』
「ちょ、ちょっと待って。ヤラれるって何よ!?」
───そう。
あの日…
二宮とユウは…
男友達4人にヤラれていた…
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