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柔らかく
しなやかに
その身をくねらせる
猫
すっと伸びたしっぽに
つんっとした耳
ビー玉のように輝く眼は
全てを見透かす
汚い嘘も
下手なプライドも
お前の乾いた笑顔も
柔らかく
艶やかな
その身をくねらせる
猫
すっと伸びた四肢に
つんっとした鼻
ビー玉のように輝く眼は
全てを見下す
嘘の笑顔も
下手な相槌も
お前の乾いた涙も
けれど
猫は
お前の元に居るだろう
お前の嘘に
辟易しながら…
猫は知っているから
お前が独り
泣いてることを…
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