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終わったのは日が暮れてからだった。 先生に文句を言おうと思っていたら、ジュースをくれたから言わなかった。 「またよろしくな!」 「勘弁して下さいよー」 先生に別れを告げ、俺は玄関に向かった。 視聴覚室の前を通る時女の喘ぎ声が聞こえた。 学校でヤるなよ…。 カーテンが少し開いていて、男の顔が一瞬見えた。 いつもなら気にせず通り過ぎるんだけど…。 思わず立ち止まった。 何故だろう。 違和感が感じられた。
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