第5章 ~お別れの日~

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 -------- 一年後 --------- 七海…。 元気でやってるか? 俺は相変わらずだよ。 言っとくけど 俺はお前を忘れる気なんて さらさら無いからな そう言えばこの前さ 占いをやったんだ… そしたらその占い師なんて 言ったと思う? 「おかしいですね……あなたの運命の人は…いないようですよ…?」 だってさ…。 笑っちゃうよな 七海がこっちにいないんだから 運命の人なんか いるわけないのにさ…。 でもさ…。 俺もいつか年老いて死ぬだろ? そしたらまた 生まれ変わった時に 絶対に会えると思うんだ…。 なんでかな… こんなにも現実味がない 話なのに… 七海に会えない 気がしないんだよ。 だから約束しよう…? 生まれ変わっても また一緒って…。    ……… END ………  
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