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香織が意識を失った瞬間…
亮太郎の目から涙が溢れた。
また1人…友達が…。
憎しみが一気に込み上げる。
ちくしょう!ちくしょうっ!!
目の前で未だに香織を喰っているこの獣と愉しそうに見物してる奴らを殺してやりたい!
亮太郎がスッと立ち上がると同時に雄介が叫んだ。
「ちくしょう!!何でだよ…どうして…」
男がそれに反応し振り返る。
そしてこう吐き捨てた。
『どうして?お前達が条例違反したからだろ?』
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