第一章

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木が鬱蒼と生えている森の中を一人の少年が歩いていた。 少年の格好は土や草はついた少し汚い旅人が着るような服を着ていて銀髪である。 しかし、少年には普通の人とは少し違う場所があった、それはこの世界に2人といないだろう金眼。それだけではなく、右腕、左腕共に異形なのである。 そんな少年がこの森にいるのは只単にこの森に住んでいるからである。しかし、この森には魔物が多く生息し、人が来るとしたら薬草を取りに来るくらいである。 何故この少年がここに住んでいるのかは言わずもがなわかるだろう。 少年が異形だからだ。 .
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