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カイン「…友達ね、別に欲しいわけじゃないんだがな。」
ラミ「友達はいなきゃ駄目ですよ!いたほうが一人よりよっぽど楽しいんですよ。」
誰もが魅了されそうな無垢な笑顔で言った。
カイン「…俺は今まで一人でいたからな、楽しいことなんてなくても大丈夫だ。」
一人で生きてきたカインに、楽しいことの良さを今まで味わった事がない為に楽しさを求められない。
ラミ「その楽しさを知りに、街に行って学園に入るんです!もう決まりです。おやすみなさい!」
このやりとりが面倒になったのかカインの返答を聞かず、唯一ベッドのある部屋へ早足でいった。
カイン「…なっ、おい待て……ってあいつは何がしたいのかわからん。」
ラミが出て行ったドアを見ながらため息をして、ベンチの様なイスに横になった。
カイン「…明日は面倒な事になりそうだ。」
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