第二章

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カイン「…いつまでもむくれてるな、さっさと座れ。お前が持ってる肉で全部なんだからお前がこっちに来ないと焼けん。」 ラミ「むぅ…、こういうときは慰めるんですよ。」 カイン「…ほぉ、それは良かったな。他の誰かにでもしてもらえばいいだろう?ほら、さっさとこっち来い。」 ラミの言葉を流し呼ぶ。ラミは不機嫌だが、焼かなければ飯を食えない為カインのもとへ歩く。 ラミは飯を食べている間ずっとむくれていた。だが、カインは相手にするのが面倒だからあえて無視し続けた。 カイン「…やることもなくなったし昼寝でもするか。」 ラミ「寝たら駄目ですよ!今日は街に行くんでしょう!」 どうやら街に行くことをすっかりと忘れていたようで、ラミに言われて思い出したようだ。 カイン「…チッ、面倒だな。」
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