第二章

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カイン「…そういえば、どの街にいくんだ?」 家を出たカイン達だが、行く街がわからなかった。 ラミ「あれ?言ってませんでしたか?南の街ですよ。」 この森の周りには4個の街があり、それぞれの方角の名前がついた街がある。文化的には4個ともほとんど同じ。 カイン「…南か、ダルいな。」 ラミ「カインさんいつもダルいでしょ。」 ちなみに、家を出てから一番遠い街は南の街。 ラミ「学園の編入手続きを済ませたらどうしましょう。」 カインと喋っているようだが、これはラミの独り言。だが、近くのカインには普通に聞こえている。 カイン「…お前あまり用もないのに、街に行こうとしてたのか?」
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