第二章

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ラミ「そんなこと言わずに、学園の後に買いにいきますよ。」 ラミは何故か嬉しそうに、鼻歌を歌いながら歩き出す。 カイン「…街の事も知らんからな、あいつについて行くしかできないんだよな。」 深い溜め息をし、嬉しそうなラミを早足で追いかける。 カイン「…これは予想以上だな…。」 今カイン達は学園の前にいるが、そう言うのも無理はない。学園の大きさは街の三分の一くらいもあるのだ。カインもこれは予想していなかった。 ラミ「そうですか?そこまで大きくないですよ?」 普通でしょ?的な感じでカインに言う。 カイン「…明らかに大きいだろう、これは。」 ラミ「そうですかねぇ?まぁ早く学園長に会いに行きましょう。」
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