第二章

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また鼻歌を歌いながら歩き出す。そこまで嬉しいことがあったのか?と思ったカインだが、聞くのが面倒なため聞かずについて行った。 ラミ「あれ?…ここどこだっけ?」 学園に入って10分、カインの予想を裏切らずに中は広かった。しかし、学園の生徒?であるラミが迷ってしまい。今はそこら中をさまよっている。 カイン「…何でお前が迷う。」 ラミ「だってぇ、まだ入学してから少ししか経ってませんもん…。」 カイン「…使えない奴だ。」 ラミ「えぇ!?それはないんじゃないんですか!?」 最近微妙にラミの扱い方がわかってきたカイン。 カイン「…適当に歩いていれば着くだろう。」 怒っているラミを無視して歩き出す。ラミはふてくされながらも着いてく。さっきと立場的なものが逆な気もするがそこは触れないようにしよう。
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