第二章

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中にはいると、学園長らしき人物が無駄に豪華な椅子に座りこちらを見ていた。 カイン「………なんだ。」 話しかけず、ずっと見ているだけの人物に話し掛ける。 学園長?「なんでもないわよ。それと、大まかな事はラミさんから話は聞いてるわ。」 カイン「…そうか、それなら話が早い。学園に入らなければいけないんだが、何をすればいい。」 学園長?「そうねぇ………。」 カインの質問にわざと間を開ける。だが、カインは間を開けられたことを別に気にしていない。 ちなみにラミは近くにあったソファで、横になってくつろいでいる。「学園長室に来て何をやっている…」と思ったが、学園長?が話すのを待っているため見ない振りをしておいた。 学園長?「………まぁ特にやること無いのよこれが。」 カイン「…そうか。で、何か用意するものはあるか?」 最後に学園長?が何か言ってた様な気がしたカインだが、また言ってこないみたいだから次の話しに移った。
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